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Z70-200 F2.8 VR S 実写 レビュー

Z70-200 F2.8 VR S 実写 レビュー

今回は Z9 と Z70-200 F2.8 VR S の実写レビューを行いたいと思います。
光学的なことは語らず、写真を一緒に見ながら描写能力の高さを堪能していきたいと思います。

写真ごとにそのとき思った感 じたことを振り返りながらダラダラ書いていきます。

※今回の作例はマップレンタルにてレンタル期間中に撮影した作例になります。

撮影機材

今回使用した機材は以下の通りです。

Nikon Z9
Nikon Z70-200 F2.8 VR S

Z9

カメラボディーはおなじみのZ9です。
昨年の6月に購入したものです。
今回掲載する写真は撮って出しになります。
トリミングもしていません。
後述しますが、AFの面でまだまだ頼れないシーンはありますが、信頼のおけるボ ディーです。
フラグシップ機ならではの撮影体験も十分感じられます。
詳しいことはまた別の記事にしようと思います。

Z70-200 F2.8 VR S

レンズは、最近購入した Z70-200 F2.8 VR S です。
まだ2回ほどしかフィールドに持ち出せていませ んが、他のレンズと比較しても圧倒的な描写力に驚かされます。
Z24-120も保有していますが、同じZレンズでもかなりの差を感じられます。

なんとなくレビューを見ていたところ、Zのカメラを持っているならレンタルでもいいから1度でも試さないと損とい のを見かけまして…
昨年末、マップレンタルにて年末のセールを行っていたため、2週間ほど借りてしまいました。

その1か月後、年が明けました。

マップカメラさんから箱が届きました。
気づいたら買っていました。

Zマウント機をお持ちの皆様、1度でいいので使ってみましょう。

水族館で当時撮った写真はデータが消えてしまったので、ソレイユの丘で撮った写真を少しお見せします。
ソレイユの丘はリニューアルされ、キャンプもできるようになった体験型エンターテイ メントパークです。
今回はアニマルヴィレッジという動物と触れ合えるスポットで撮影してきました。
 

入場すると最初に迎えてくれるのは菜の花です。
この日はあいにく雲で富士山は見えませんでしたが、快晴の日は富士山バックに写真が撮れます。

 

作例

ここからは、Z70-200の作例を見ていきましょう。

アニマルヴィレッジ

入場料は800円です。

お出迎えしてくれたのは、鳥さんたちです。
名前は分かりません…

400円払うと写真が撮れます。
那須動物王国から来ているようです。

毛並み一本一本の描写が素晴らしいです。
画像をクリック・タップすると拡大できます。
 

同じく毛並みシリーズ


カンガルーはずっと寝ているようです。
仲良く寝てました。

まつ毛を見ると凄さが分かりますね。
ファインダーを覗いて撮影に夢中になっていたら、レンズフードを食べられそうになりました。
気を付けましょう。

 

マーラはあまり見かけることはないかもしれないですね。
触ることは難しいですが、ゆっくり近づけば大丈夫でした。
人には慣れている様子でした 。

うさぎは非常におとなしいです。

Zのレンズはやはり固いものや金属感があるものはとてもよく映ります。

 

バードショー

バードショーは1日1回行われています。
目の前をかなりのスピードで滑空していきます。

肝心のAF性能ですが、環境と被写体によりだと思います。
今回検証したのは以下の通りです。

  1. 3Dトラッキング

    コントラストが低いとど うしても芝生に引っ張られたりします。
    今回のような被写体によってしっかり光が当たる状況かつ、被写体が大きければ使えます。
    小鳥を撮るのであれば厳しいと感じます。
    親指AFに3Dトラッキングに割り当てています。

  2. 被写体認識・鳥モ ド + カスタムエリア

    まず被写体認識の鳥モードとカスタムエリア4*5で撮影を行いました。
    秒20コマのAF-Cで連写しました。

    まず、オートエリアAFで全域で動体を撮影するのは難易度が高いです。
    打率が極端に落ちます。

    あらかじめ被写 体の大きさなどを想定してカスタムエリアを設定して撮影に臨むことをお勧めします。

    また、被写体認識の鳥モードですが、得意不得意がやはりあるようです。
    今回は翼に引っ張られたりしたため、途中からダイナミックAFに切り替え頑張ってフレーミング ました。

  3. ダイナミックAF

    最後の手段です。
    像面位相差で動作している限りはピタッと合焦してくれます。
    真ん中のフォーカスポイントから外れても周囲のフォーカスポイントを使って合わせてくれます。

     

これまたレンズでなく、撮影体験の話に脱線しますが、Z9の撮影体験の良さの話をします。

  1. 圧倒的なファインダーの見やすさ

    一眼レフのような実像を映し出すわけではありませんが、 非常に見やすいです。
    単純なドットの多さではなく、"見やすさ"を追及しているのだと分かります。
    風景などではその凄さが感じられにくいかもしれませんが、動きモノを撮影していると分かります。

  2. ボディーの持ちやすさ

    縦位置グリップ一体型のボディーのため、非常に大柄の筐体です。
    私の手はかなり大きくがっつりホールドできるので助かっています。
    大きいレンズをつけるとなるとその恩恵を特に感じます。

  3. 安定した動作

    以前使っていたカメラ ディーではふとした時に電源が落ちたりフリーズしたりとシャッターチャンスを逃してきました。
    Z9ではいくら撮り続けても熱停止やフリーズをすることがなく安定した動作で安心して撮影に専念できます。
     

脱線終わり。
Z9メインの 記事はまた別の記事にまとめたいと思います。

 

ミミズク(?)ほどの大きさであっても望遠でフレーミングするのは意外と難しいです。
片目でファインダーをのぞきながら、もう片方の目で被写体の動きを確認しフレーミングを行います。
1/80 0でもブレてしまうことがあり、多少ISOが上がっても被写体ブレのリスクを低減するために1/1000ほどに設定しても良いと思います。

被写体認識に頼ってフレーミングだけに集中するのはまだまだ難しいような気がします。

この青空の色好きです。
以前使っていたものと比べてもダイナミックレンジの高さに驚きます。

こういうこともかなりの確率であります。
被写体認識(鳥モード)で人の後頭部を認識したり、ピントが戻ってこないことがあります。

 

止まってくれている鳥さんをパシャリ。
AF性能はさておき、出してくれる色は特に綺麗だと感じます。
に緑色や黄色です。
非常に鮮やかです。

逆光時の作例も載せておきます。
フレアがまったく出ないということはありませんが、逆光耐性はかなり強いと思います。

園内を周遊している乗り物。

おまけ

帰り際に嘉山農園さんに寄りました。
いちごが美味しいです。

 

すぐ近くにあった三浦のキャベツ畑 を撮りました。
西日に当たっているキャベツの質感といい、滑らかなボケが最高です。

 

まとめ

ここまでご覧いただきありがとうございました。
作例はいかがだったでしょうか。
Zマウントのカメラをお持ちの皆様レンタルでもいいので、ぜひZ70-200を一度でも使ってみてください。

この記事を書いた人
管理人

気ままにどこかに写真を撮りに行きます。
作例やレビューを通して有益な情報をお届けします。
ご依頼等は以下からご覧ください。

#Z9 #Z70-200